宮上日陽のオールレンジアウト

あれこれ徒然と語る日記ブログ

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宮上日陽

Author:宮上日陽
毎日ペプシスペシャルを飲んでる摂取カロリーの気になるお年頃なヘタレ雑食ゲーマー。

【2015年のプレイングゲーム】
3DS ゼノブレイド
WiiU ゼノブレイドクロス
艦隊これくしょん

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艦隊これくしょん2016春イベ終了

 艦隊これくしょん2016春イベも終了しました。ぶっちゃけ大規模な不具合あり、度重なる再メンテあり、サーバ攻撃あり、新要素には説明がない……などなどつつがなく終わったなどとは間違っても言えない有様ではありましたが、おそらく過去のイベントでも最長期間となったため、やたら長く感じた春イベでした。 春イベといえば規模はともかく、難易度はほどほどのプレイしやすい内容だったのが、今回は逆にいつになくランダムの振り幅の広い極端な戦いを強いられたのでした。歴戦の猛者でも泣いた者は数知れず。
 どっこい私はわりとサクサク攻略出来てしまいました。今回七海域中五海域が連合艦隊という仕様だった上に、ほぼ全編にわたり支援必須、なおかつ新要素の基地航空隊を出撃させるにも資源が要り、敵の空爆によって備蓄にもダイレクトアタックを受けるという大変物資に厳しいイベントだったため、私もそれなりに消耗はしましたが、バケツはせいぜい300個程度の消費と大したことは無かった感じです。

2016春イベスタート 

 これがイベントスタート時の状態。資源はほぼカンストしていてバケツも2200個以上あり、万全の構え。個人的に2016冬イベを難易度甲でクリアしなかったのをちょっと後悔していたので、今回は難関であってもチャレンジしてやろうという意気込みで開始しました。

春イベE2照月 

 が、実のところ最大の目的は昨年のイベントで入手直後に轟沈させてしまった秋月型駆逐艦二番艦照月の再確保にありました。この子を改めて手に入れられるならそれに全力を投入する!と心に誓った……ら、なんとE2の攻略中にぽろっとドロップしてしまうという。なんたる僥倖。道中なので必ずドロップするわけじゃないし、ドロップ率的には結構厳しかったはずですが、なんともあっさり。これによって掘りに使うはずだった資源を大幅に節約出来てしまいました。ともあれこれで秋月シスターズ秋月、照月、初月がようやく勢揃いです。
 E2は今回の難関のひとつで、私も攻略に出撃22回ほどかかってます。その22回目で照月ドロップ&ボス撃破。今回の強運ぶりを示す象徴的な出来事といえるでしょう。

春イベE3しおい 春イベE3ゆーちゃん

 今回のイベントにおける最大の掘りのメッカがE3。スタート直後とその次のマスで二大レア潜水艦の伊401とU-511がどちらもドロップするという大盤振る舞い! 戦力的にも資源的にもほどほど易しく掘れたため、この地点を2000周したという猛者も現れたといいます。私は道中で伊401をゲット。1マス撤退方式で18回でU-511もゲット。いくらやってもどちらも出て来ないという人がいることを考えるとこれまたすごい強運。まあ、その一方でいくらでも欲しいからとにかく掘りまくってたという人もいますからね。私はもともと所持してたこともあり、ひとりずつで掘り終了です。

春イベE3報酬神風 

 E3クリア報酬は新登場となる神風型駆逐艦から一番艦の神風。睦月型よりも更に前型となるにも関わらず、第二次大戦を最後まで生き残ったという有名な艦です。

春イベE5報酬ポーラ 

 こちらはE5報酬イタリアのザラ級重巡からポーラ。イベント開始前はVITA版「艦これ改」で先行実装された戦艦アイオワがクローズアップされていましたが、蓋を開けてみればその奔放なキャラクターでポーラが新規艦人気筆頭となりました。この幼げな見かけで重度のアルコールドランカーというギャップが受けたようで。鹿島もそうですが、なにがヒットするのか蓋を開けてみないとわからんもんですね。
 今回E5E6E7と後半海域は全て地獄的な難易度と言われましたが、私はここでハマったら一番ヤバいと思ってE1〜E4まで甲で、ここは丙で抜けました。でも甲のクリア報酬がかなり高性能な戦闘機だったらしい……。ま、いっか。

春イベE6親潮 

 今回のドロップ枠担当新規艦の片割れ、陽炎型駆逐艦四番艦親潮です。人によっては最終E7以上の難関というE6甲は、特定の4カ所のマスでS勝利を取るとボスが弱体化するギミックを持ちます。それがわからない&不具合も重なってイベント序盤では猛者も匙を投げる超難易度海域となっていました。今回珍しく運営がギミックの全内容をぶっちゃけたので、落ち着いてひとつずつ潰していたら、この子がドロップ。いわゆるイッパツツモです。ドロップ率は結構高いのですが、掘ろうと思うとS勝利が必要&そもそもそのマスの攻略自体は簡単ではない、ということで最後までゲット出来なかった人も多いのになんたる強運。今回こんなのばっかりですわ。
 陽炎型駆逐艦の黒制服組は遠征艦隊に抜擢することになってます。早速軽くレベリング中。

春イベE7春風 

 そしてドロップ担当のもうひとり、神風型駆逐艦三番艦春風。この子も大戦で最後まで生き残ったんでしたっけね。この子はなんとE7ボスドロップ。こちらもドロップ率そのものは高いにも関わらず、S勝利の難しさから入手困難でした。とりあえず難易度丙でドロップするまで戦い、入手したら甲へ移行するというのがセオリーだったようです。でも私は甲攻略中最初のS勝利でイッパツツモ。マジで。というかメモ見てみたら攻略中でここでのS勝利は削り中の一回しか無いわ。それで穫れちゃうとはなあ。

春イベE7クラッシュ 

 基地航空隊の空爆と決戦支援がどれだけ刺さるかが勝負。籤引きで当たりを引けたら終了、でなけりゃ敗北……というような両極端な戦いだったE7甲。鍵になるのは爆撃で駆逐古鬼が両方とも堕ち、なおかつ中枢棲姫にどれだけダメージが入るか、です。艦隊よりも航空機が主役って本末転倒だろう!というごもっともな声もあります。私もかなり苦戦しまして、24回の出撃の半分以上が大破撤退という有様でした。というか出撃9回目から24回目まででボス到達出来たのはたったの三回。でもその三回目で勝てちゃったんだなあ。ビスマルクの連撃が奇麗に刺さって終了でした。戦艦棲姫が二隻も残ってるので、どれを狙うかは分の悪い勝負のはずでしたが、上手く行く時はこんなものですか。連合第二の旗艦速吸はなんとまあレベル1で採用し、この時点で11だったかな? 洋上補給の効果で第一艦隊の戦艦達が持ち前の打撃力を遺憾なく発揮したのが勝因だったかと。ちなみにクリアまでの使用した洋上補給は1個。

春イベE7報酬アイオワ 

 そしてE7報酬はアメリカ戦艦アイオワ。このゲームでは金剛が英語混じりの台詞を使うことで有名ですが、アイオワも同じような感じです。でもどちらの英語がより様になってるかというと金剛の方らしくて、アイオワはすっごいヘタクソだそうな(苦笑)。長門型以上の火力を持つ高速戦艦ということで連合艦隊で活躍しそう。でも夜戦火力はビスマルクの方が高いからなー。

春イベ甲勲章 

 丸一年ぶりとなる甲勲章ゲット。今回甲勲章取ってるのに2015秋、2016冬で取って無いのは意味がわからない、みたいなことを言われました。そうかもなー。特に2016冬は取ろうと思えば穫れただろうな、と今でも思う。けど取らなかったのは正規空母天城のドロップに全力を投じたため。タイムリミットギリギリまで314周もしながらドロップ出来なかったんですよねえ。ボスマスでゲット出来る艦娘をほぼコンプリートしておきながら、最後の一隻である天城だけは出なかった(泣)。

春イベE5掘り天城 

 今回の天城ドロップポイントはE5Lマス。ここ、難易度甲だと相当大変なんですが、私は丙でクリアしていたため、自然掘りも丙となりました。49回出撃して大破撤退はうっかり航空マスで輪型陣選ぶのを忘れた一度だけ。あとは全てS勝利。データベースの天城ドロップ率から考えるとほぼ妥当といえる49回目でゲット。2016冬の無念を晴らす事が出来ました。これによって前からいる天城は無事に設計図を使い改装、今後のイベントでの戦力となること間違いありません。

 おおむね全般的に順調にクリア出来てしまったため、これといってMVPと言える艦娘はいないのですが、あえて言えば直前のアップデートで搭載機に上方修正のあった最上かもしれません。攻略に掘りに出ずっぱりでした。
 八月の夏イベは毎年大変な難関として恐れられています。難関が続きそうでプレイヤーは若干冷めた目で見ていそうですが……まあ、私個人が楽しむ分にはたいして問題ありません。次は甲狙わないと思うし。ただ、イベント攻略上、札対策として使い易い艦娘を用意しておくのが大変有効だと再確認したこともあり、一部重複するメンバーを育成しておこうと思います。それこそ最上とかね。
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速報・揺れた揺れた

 改装したばかりの熊本城が煙に包まれています。結構な大きい差の地震が熊本で発生し、福岡でも大きな揺れがありました。私は寝ていて、咄嗟に本棚の下敷きにならないように支えました……足で・その程度だったといえばその程度ですが、余震は続いてますし、311も前段階の地震が前震だったという報告があったそうなので、あんまり油断は出来ません。うちの被害は……あ、ザ・ワールドがだいダイブしてらっしゃる・

お花見

 ずっとずっとお花見に行きたいと思ってたんです。気晴らしついでにバイクをお飛ばして満開の作為らを鑑賞したらさぞかし気分が晴れるだろうなあと思ってたわけです。しかしいかんせん忙しかった。時間があったとしても夜中だったり、天気が悪かったり、体力の回復に専念すべきと判断したりで行けませんでした。で、ようやく行けたのが昨日です。案の定桜はほぼ完全に散ってしまい、若々しい葉桜を見る羽目になりました。まあ、今回は天気も良かったしそれはそれで悪くなかったんですけどね。我この春に悔い有り!といったところです。
 実際忙しくてポケモンプラチナもろくに進んでませんしね……。辛い。ですが来月にはこの仕事に着いて始めての大型連休をもらえることになりました。その前に都合を付けて健康診断さえやっておけばまるまるフリーに使えそうです。バイクで実家に帰って、あと阿蘇のラピュタロードにも行ってみたいです。5月を過ぎると今度は暑すぎて、空冷式の今のバイクでは長距離ツーリングに不敵になっちゃうんで、来月! 来月に決行しようと思います。

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 しまった、気がついたら一ヶ月もブログを放置してしまっていた! そうか、宇土へ行ってからもう一ヶ月になっちゃうんだなあ。忙しかったのは確かだけど、ひたすらひとつのゲームをプレイしているので書くことはあれこれあったんですよね。今月に発売されたこれ、「ペルソナQ」です。正直に言うと元になった「ペルソナ3」「ペルソナ4」はプレイしてないんですが、ちょっとプレイしてみたくなっちゃいまして。中味は同じアトラスの「世界樹の迷宮」シリーズにペルソナ風味を足したものをなってます。そりゃもう隠す気すら無いってくらい潔く「世界樹」です。「世界樹」にペルソナ合体を足したものという感じ。
 世界観自体本編よりもディフォルメされて表現されてることもあってライトな雰囲気を受けるかもしれませんが、実際中味はガチンコです。難易度ノーマルで始めて、最初の迷宮のボスに辿り着く前にイージーに変更しました。雑魚敵が思いのほか強い……全滅も数度喰らってます。イージーにしたのに、ボスは大苦戦しましたしね。話に聞いたところでは、最低難易度のセーフティ(だっけ?)も別に、全滅してもやりなおせるだけで、別段楽な難易度では無いとか聞いたような……。
 「世界樹」の内容を多分に含んでいるため、3Dダンジョンはオールセルフマッピングです。久々にやりましたが、なかなか楽しいですね。マッピングの手間もストレス無く楽々書けます。で、3Dダンジョンとこのシリーズの特徴であるシンボルエンカウントモンスター「FOE」を非常に上手く絡めていて、攻略上のギミックとして円熟した出来映えを感じています。これはなかなか凄い。3Dダンジョンゲーが好きなら一度やってみるべき。「世界樹」の最近の作品もこれくらい凄いんでしょうかね。だったらやってみても良いかなあ。
 主人公はP4側を選択。でもってパーティもP4メンバーで固めています。主人公、千枝、完二、雪子、直斗という構成。こうなったのは通常攻撃のバランスを斬斬壊壊突と分けたためです。残りの洋介とクマはどっちも斬属性。主人公はパーティから外せないし、雪子は貴重な回復役ってことで外せない。ふたりはどうしても外さざるを得なかった……んですが、正直通常攻撃属性が弱点の敵なんて序盤しか出ないんで、そこまで気にする必要は無かったようです。変えるなら千枝と洋介かな? でも現状最大火力を発揮出来るのは千枝だったりするんだよなー。
 敵の弱点を突くことで次のターン優先行動&消費無しになります。一方でこのゲーム、SP回復の手段があんまりありません。HPとSPはサブペルソナによって戦闘時のみ底上げ出来ますが、そこを超過した分の回復は難しい。なので雑魚に対しては素早く弱点を突き消費無しで大技を繰り出すのがセオリー。だから各キャラに分散させてあれこれ属性攻撃を持たせる必要がある。逆にボスが大変で、SP回復しない上に消費がデカいから長期戦となると使用するスキルを厳選しないといけない。雪子なんか回復のためにとっておく必要から、攻撃にSPを使う事が出来なくなってしまう。ってことで、雑魚とボスでは違うゲームみたいな闘い方になります。強力なFOEに対してもおおよそ同様です。弱点を突くためには大技を使えなくなってしまうんで、ジオとかアギとか初級クラスの魔法も意外と捨てられない。おかげさまでペルソナ合成も非常に難しいです。このゲームはハマ系ムド系が恐ろしく強力なため、どちらも使える上に素早くて速攻で雑魚を潰せる直斗はとても強い。でもボスには効かないわけで、ボス戦になるとこの子は逆にとても使い辛くなる。そこを考えると複数キャラを育てて適宜入れ替えるのが有効っちゃー有効なんですよね。私はほとんど固定ですが。
 今4つあるダンジョンの4つ目まで来ています。ここまで攻略情報はまったく見ていません。全て自分自身で攻略しています。だから合体にしろ、キャラにしろもっと有効な活用法はあるかもしれませんが、初回プレイくらいは情報シャットアウトで楽しみたいですよね。二周目をP3キャラでやることはもう決めてますから、情報はその時に仕入れたいと思います。ちなみにプレイ時間は既に70時間近い……。これを始めてから「艦隊これくしょん」のプレイは封印しました。ひとつに集中しないといまの忙しさじゃ無理だわ。

vs糞モンスター!

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 随分間が開いてしまいましたが、基本的にこの間はリオレイア亜種との闘いでした。というか、今でも継続中です。まず瞬殺され、マルチプレイで緊急クエストのレイア亜種を撃破。その後、一度はまともにソロで倒さなきゃなーってことで、かろうじて捕獲成功。でもそれっきり勝てません。時間オーバーになってしまいます。ってことは立ち回りに問題があるんだろうってことで、装備品を強化しました。防具は火耐性の高いカブラ装備を揃え、武器もブラックフルガードに。その過程で上位テツカブラ、ネルスキュラを乱獲。強化後挑んでも同じようなパターンで敗退。もうちょいだったのに補食死喰らったのはショックでした……。で、更に防具を強化すべく、今ゲネル・セルタスやフルフル亜種やらを倒そうか、というところです。あ、下位ジンオウガも乱獲しました。いわゆる倍々ナルガを制作中という感じです。酷い遠回りではありますが、これがモンハンってもんなので。

機動戦士ガンダムF91主題歌 エターナル・ウィンド

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 私が劇場版「F91」大好きなのは以前に散々語ってるので、改めてどうこうということはしませんが、この作品を飾った主題歌といえばコレ、「ETERNAL WIND〜ほほえみは光る風の中〜」。某所でライブ音源のこの曲を聴いてみたらもう、凄かった。名曲&当時から更に熟成された歌唱力で手拍子すら起こさせず会場は沈黙。今の森口博子はハンパじゃないな。この人がバラドルじゃなく、歌手メインで活動してたらな、と思わずにいられない。けど、バラドルとして知名度を得て今でも活動しているからこそ、歌唱力が再評価されたとも言えるし難しいところ。
 なんでまた今頃この曲かというと、私は今現在活動してる歌手とかバンドとかもうほとんどわからんのですよね。でも無理にその辺を勉強するよりも、むしろ懐メロと呼ばれるような曲を持ち歌にした方が逆にどこでも歌えて良いんじゃないかと思ったわけ。で、「聖母たちのララバイ」とか探してるうちに行き当たった、と。持ち歌にするには良いけど、音源を探すのはちょっと大変かもしれんですが。

Q.E.D.証明終了(39)

Q.E.D.証明終了(39) (月刊マガジンコミックス)Q.E.D.証明終了(39) (月刊マガジンコミックス)
(2011/06/17)
加藤 元浩

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 やっとこさ「QED」レビューの続きが書ける! なんと去年の二月以来……この一年まともに漫画レビュー書けなかったもんなあ。コレはアレ、転勤してから書けなくなったってことですね。忙しかったもんなあ。こういうレビューって書くのに結構時間がかかるものなんです。でもここまで長い事書けてなかったとは思わなかった。これから夏くらいまでは多少余裕が出て来るから、それまでに溜まったレビューを消化したいです。というわけで、今回は39巻です。

 第七十六話「ああばんひるず六号室事件」
 アパートの大家の婆ちゃんが殺された。可奈は友人の頼みでアパートにアルバイト大家(なんだそりゃ)として入り込み、内情を探る。住人達は一見まとも、普通そうでいて、それぞれ微妙な怪しさを纏わせている。自殺と思われた事件当時、実際アパートでは何があったのか。いったい誰が犯人なのか。容疑者はそれぞれループするように他の人間が怪しいと指摘している。スケールの小ささを除外して考えればわりと王道なミステリ展開ではあります。
 普通に読んでると全然出て来ない燈馬君があんな形で出て来てさすがに吹きました(笑)。似合わねー。安楽椅子タイプで足よりも頭を使うタイプの探偵だから、こういうのは実に珍しい。初めてじゃないかな。いつも情報を集めるとなったら可奈に丸投げする燈馬君が、こうして自分で苦労して情報に近づくなんてこと、今まであったかしらん。しかし吝嗇家なんて言葉、初めて見たわ。
 で、情報を収集した燈馬君が普通に推理して、たいした余韻も無く物語は終了。最近はこの余韻に力を入れる傾向があっただけに、こうしてあっさり終わってしまって喰い足りない思いをした人も多かろうと思います。が、この話はそもそも力を入れた方向性が違うんですね。可奈も燈馬君も狂言回し的な立ち位置でしかなく、物語に入り込んでいるとはいえない。むしろ主役は容疑者たちであると言える。
 さて、今更言うまでもなく「QED」はミステリ漫画です。この「QED」というワードが出て来たら「情報は全部出ました。これから解決パートです」という流れになります。今回のワードは難しかったな。一瞬わかんなかったわ(笑)。今回の場合、本当にワードが出た時点で全ての情報が提示されています。その時点できちんと推理すれば、今回の真相はちゃんと見出せる。よくある燈馬君のドミノ倒し的推理をする必要も無く、提示されたパーツを組み合わせればオッケー。つまり今回は普通に「ミステリ」なんです。論理的思考できっちり推理出来るような話をたまにはやりたいなあ、と加藤氏も考えたんじゃないでしょうか。だから変な余韻も無い。設定した要点を軸に無駄無くひとつの話を構築したという意味では、今回かなり良く出来ています。さて、みんな推理は当たったかな? 一番の材料はアパートの見取り図ですかね。

 第七十七話「グランドツアー」
 エヴァが出てる! いつ以来だろう。今回のテーマはなんとボイジャー計画。安アパートからいきなりスケールアップした(笑)。ボイジャー計画自体は行われた時期的に言って、私世代の人間なら大抵の人が知ってるんじゃないですかね。いろんなメディアでそんなことをしたって話を見ました。でもスイングバイ航法ってのは初めて知ったかな。こんなムチャクチャな方法で加速を得るなんて、マジで誰が考えたのやら。気が狂ってる。そんな連中とコネクションがあるとか、燈馬君もいい加減顔広過ぎ。もう「人間の感情には疎い」とかどうでもよい設定になっちゃってるな。ただ燈馬君の場合、飛び級でMITを出てるせいで、年下の知人がほとんどいない。逆におっさんの知人が異様に多い。これは森羅もそうだね。
 ケープ・カナベラルといえばストーンオーシャンを思い出すのは私だけではないはず。さあこいプッチ神父! そういや「ジョジョリオン」の名無しの主人公に付けられた名前を見ました。なんだありゃー。扱っている話のスケールが全然違うとはいえ、どいつもこいつも心にイチモツありそうな連中が集まって、平穏なようでいて不穏な会合をやらかすということでいえば、「ああばんひるず」も「グランドツアー」も同じと言えます。おかげで誰もが怪しく見える。
 何か起きそうだという会合に何故か呼ばれる主人公。ミステリにおいては「探偵役にも事件の中でなんらかの役割を持たせるために意図的に巻き込む」というのがセオリーです。ちょっと変形ですが「金田一少年の殺人」なんかもそういうタイプですね。大抵は間違った推理へ誘導するために、間違った推理をする人間が必要、みたいな感じでしょうか。でも作品では間違った推理の上を行く事で話は決着する。今回もそのパターンでした。あんな写真から真相を見抜く燈馬君ハンパねえ。でもってロキとエヴァ、何もしてねえ(笑)。

 次の40巻で掲載誌のマガジンイーノが廃刊になってしまいます。でもって季刊のマガジンプラスへ移籍。これによってこの作品の隔月連載長寿記録は妙な形で途切れてしまうことになりました。それじゃ単行本発売ペースが半分に落ちてしまうということから、半分書き下ろすという本当に妙な形になることに。この作品の場合、もう掲載誌とか無くても部数落ちないと思いますけどね。全部書き下ろしでいいじゃん。
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