宮上日陽のオールレンジアウト

あれこれ徒然と語る日記ブログ

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宮上日陽

Author:宮上日陽
毎日ノンカロリーコーラを飲んでる摂取カロリーの気になるお年頃なヘタレ雑食ゲーマー。
2008年一月以降のプレイタイトル。
DS遊戯王2008
PS2ユア・メモリーズオフ
Wiiファミリースキー
DSソーマブリンガー
WiiFFCC小さな王様
PS2ふぁいなるあぷろーち2
DSハヤテのごとく!ボク色に染まれ!お嬢様プロデュース大作戦
DSファイナルファンタジータクティクスA2
DSパズルクエスト
PS2君が主で執事が俺で
DS世界はあたしでまわってる
DS大合奏バンドブラザーズDX<ココ
DSドラゴンクエストV
DSリズム天国ゴールド<ココも

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Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~ 五回目

Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~(初回限定版:書き下ろしドラマCD同梱)Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~(初回限定版:書き下ろしドラマCD同梱)
(2008/02/28)
PlayStation2

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 ちー姉シナリオ終了。おおよそネタ割れはしていて、その通りの展開でした。ただこういうものはそうした予測を覆すだけが芸ではありません。読者の予測した通りに納得の行くものを描くのもプロの仕事と言えます。そういう意味で良い内容だったのではないかと思います。
 しかしこうして全ヒロインのシナリオをクリアしてみて改めて主人公の児玉愛について振り返ってみると、えらいギミック満載なキャラだなあと思わざるを得ません。幼い頃に実母を事故で失い養母に育てられ、養母の従妹と姉弟同然に育つ(ちー姉)。養母は主人公の実母の親友で、許されない愛の元に娘を産み落とした後(美咲桜)、夫と死に別れる。主人公自身は実母と実父の不倫の間の子。実父には主人公と二週間差になる腹違いの娘がいる(和瑞)。中学時代に彼女がいたが、今は別れて別の学校(菫音)。主人公はクラス委員で相方は元カノの親友(姫)。こんな感じで各ヒロイン毎にギミックを持っていて、ひとつずつ消化して行くシナリオ内容というわけ。ベタなわりに素直なシナリオが見当たらない。
 ちー姉シナリオプレイしても和瑞のいじらしさが目についたような感じがします。五人のヒロインで主人公のことを一番好きなのは和瑞かなーと。和瑞自身のキャラも結構ベタなのに、やっぱこういう嗜好に変化してきてるのかもしれない。今までのパターンからいうと好きになるヒロインは姫で、やっぱり気に入ってはいるんですが、唯一不満の多く残るシナリオだったのが痛い。痛過ぎる。
 あと初回特典のドラマCDを聞きました。「ふぁい2」だけじゃなく「君が主で〜」の方も。おそらくどちらも声優さんは別撮りのようで、テンポがいまいち。特に「君が主で〜」の方はオールスターキャストなのにテンポが悪くてかなり駄目な感じになってしまっていました。「ふぁい2」は基本二人のかけあいで進むせいか、それほど酷くありません。でもやっぱ「魔女のお茶会」みたいにきっちり同時録音じゃないとドラマCDも魅力半減しちゃいますね。

 お金無いのに「アカイイト」を発注してしまいました。数日中に届きます。

Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~ 四回目

Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~(初回限定版:書き下ろしドラマCD同梱)Φ(ふぁい)なる・あぷろーち2 ~1st Priority~(初回限定版:書き下ろしドラマCD同梱)
(2008/02/28)
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 途中までプレイして放置していた片岡和端シナリオを再開して終了。この作品のシナリオライターらしく、ベタだけど読ませる内容でとても楽しめました。詳しく感想を書こうとすると大きくネタバレしてしまうのが痛い所です。少なくとも「君が主で〜」よりもちゃんとシナリオを構築してあります。タカヒロ氏もやって出来ないことはない……とも思いますが、優劣はともかくライターとしての指向性がまるで違うのも確かです。
 久々にこういうゲームばっかりやってると人間駄目になる、と思いました(苦笑)。前に思ったのは「月は東に日は西に」の藤枝保奈美シナリオでしたから、随分前になります。ベタなのに弱いな、私は……。「遊戯王GX」の遊城十代と同じように、感情のストレートな表現に憧れるようになったというのもあるのかもしれません。年取った証拠かも。あ、でもラストのビックリイベントには驚きました。あんなの伏線ちっとも貼って無かったじゃん(笑)。文句じゃないので念のため。
 最後にちー姉シナリオをプレイして、ほどほどにエンド回収したらこれも終わりです。その後どうしよう。「ユアメモ」まで遡る気は余り無い……「ユアメモ」もそれなり面白いんですけどね。いよいよ「龍刻」をやる時なのか。それとも「アカイイト」にでも手を出してみようか。

君が主で執事が俺で~お仕え日記~ 最終日

君が主で執事が俺で~お仕え日記~(初回限定版)君が主で執事が俺で~お仕え日記~(初回限定版)
(2008/03/27)
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 最終日はCS版でヒロインに昇格した九鬼揚羽と、主人公の義理の姉の上杉美鳩、ふたりのシナリオのレビューです。揚羽は前回触れた通り、久遠寺家より遥かにデカイ財閥の娘がある事件を切っ掛けとして居候に来たという設定です。そこで本来の従者が大怪我しているということで、主人公が臨時の執事になった。
 揚羽は明朗快活で豪快極まりない性格をしていて、鍛錬大好き鉄拳制裁上等な日常を送っています。それが行き過ぎて従者を怪我させてしまったため、落ち着きを身につけるために慰労層することになったのに、本人自身が途中までそれをすっかり忘れていました(苦笑)。なのでやり過ぎがデフォルトという困ったキャラです。確かに裏表の無い所が魅力ではありますが、女性としての魅力は果たしてどうだろうか。キャラとしては面白い。
 「君が主で〜」の全体的な欠点として、主人公がヒロインに惹かれて行く描写、逆にヒロインが主人公に惹かれて行く描写が薄い。これは追加された揚羽のシナリオでも払拭されておらず、ただ単に側に居た異性にクラっと来てしまっただけのような。揚羽は免疫無さそうだし。
 本来の従者の武田小十郎が復帰してくるまでちょっともどかしい気になりました。小十郎はあからさまに揚羽様萌えなキャラなんで、どこかでシナリオに関わって来るだろうと思っていて、実際ちゃんと関わっては来たものの、ちょっと遅かった。揚羽も一度くらい見舞いに行けよ(苦笑)。なんというか、揚羽と小十郎が結ばれるシナリオでも良かったかな、と。これじゃ小十郎が可哀想だ。
 シナリオを終わらせるためのやっつけエンディングってのも他のシナリオと変わらない感じでした。一応伏線はある。あるけど、やっつけるためにねじ込んだみたいなぎこちなさがあるのです。
 でもって美鳩。上杉姉弟が実は義理の間柄だという点の提示がもの凄く遅かった。これは中盤くらいではっきりさせておくべきではないかと思います。そのため、全体的にかなりキモい姉弟に見えてしまっていました。ベタベタし過ぎ。まあ、他のヒロインのシナリオだと姉のほうからさっと引いてくれるため、そうでもありませんが。
 かなり手抜き感の強いシナリオです。森羅と朱子、夢と南斗星シナリオでは同じ主従でもどちらのシナリオをプレイするかチョイスした時点でハッキリ分岐するのに、未有と美鳩は序盤ほとんど重複しています。私が選択をミスったのかと数度確認したくらいです。別に重複させていることに何か意味があるわけでもない。分量の水増し以外には見えません。
 分岐後のシナリオも全ヒロインで一番つまらない内容でした。久遠寺家のメンバーで草野球の試合に挑む展開があるのですが、美鳩シナリオなんだから上杉姉弟の活躍で勝利!……という展開になるかと思いきや全然そんなことはなく、ずっと昼寝してた森羅が代打で出て打って終わり。相手チームに揚羽&小十郎が助っ人に来たのも特に意味が無い。「つよきす」ではどのヒロインのルートでも主人公とふたりで体育祭に挑むシナリオが入っていたのにこの体たらくはなんなのでしょう。まったく意味の無いイベントでした。
 オチもちょっと……。ギャルゲーのシナリオにおいてトラウマの克服ってのはよくある話です、確かに。だいたいは主人公がヒロインを助けるパターンですが、今回は主人公のいないところで姉がDV親父と接触・交渉し、すっかり地ならしを済ませてしまいました。いいのかなあ、この構成。感情移入なんか出来るわけも無いし、全然面白く無い。美鳩シナリオが全シナリオで最低というのは間違いないところでしょう。
 総評。前作「つよきす」と比べると数段落ちる。特にシナリオの練り込みにおいて同じライターの執筆とは思えない劣悪さです。ただテンポの良さ、キャラクターのインパクトは健在なため、なんとなく遊べてしまう。この作品のオリジナル版はスタッフが前の会社から独立して最初に作られたものです。察するに資金、時間、スタッフのいずれかが足りず「つよきす」と同じレベルでの作り込みが実現出来なかったのでしょう。足りなかったのは全部かもですが。「君が主で〜」はアニメ化もされてるんで、資金の点に関してはもう大丈夫かもしれません。資金が有れば時間もどうにかなるでしょう。でもスタッフが原因だったら問題ですね。実は数日以内に次回作が発表されます。ちょっと心配。

君が主で執事が俺で~お仕え日記~ 四日目

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(2008/03/27)
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 森羅、朱子、大佐シナリオ終了。大佐やハルなど、簡単ながらもサブキャラにスポットをあてたエピソードを入れてくれるのは嬉しいです。もともと本編と関係無いような四コマ的なエピソードを入れて来るシナリオライターなんで、番外編の好きな傾向があるのかもしれません。そのわりにオリジナルでは九鬼揚羽をフォローするシナリオが無かったのが不思議。もともとCS版で増補するつもりだったのでしょうか。
 森羅編は描かれている内容のまとまりという点では「つよきす」と合わせても最も優れた構成かもしれません。が、だからといって一番面白いというわけでもありませんが。構成が優れてるとか言っておきながら、終盤の主人公の風邪のエピソードのような蛇足もあったりしますし。でもまあ、さすがにメインヒロイン。この作品の核になる内容ではありました。そういえばこの作品、他のシナリオで発生する事件について別ルートでも簡単に触れられるんですよね。そりゃ同じ家の中で起きてることだし、ルートが変わっても同一のイベントが発生して当たり前です。きちんとその件を扱うシナリオに比べたらあっさりめですが、なかなか面白い試みです。
 朱子はド直球なツンデレキャラです。彼女は森羅の従者ですが、まとまわせるオーラはともかく、もしかすると作中で一番の美少女的な描かれ方をしているかもしれません。自分の魅力で主人公をたらしこもうと思ったら、自分もハマってしまったというシナリオはなかなか微笑ましい。けどそれだけ。未有、夢姉妹シナリオにもあったとってつけた感はこのシナリオが最強です。エンディング迎えて思わずブーイング(苦笑)。
 最後にCS版で主人キャラに昇格した九鬼揚羽シナリオをプレイしてます。これは酷い(笑)。シナリオそのものもえらいぶっ壊れ方ですが、各ヒロインのキャラクターも思い切り壊しています。主に森羅。もともと家長として毅然とした姿勢を見せながらも、子供っぽい稚気を残したキャラとして描かれてはいましたが、これは酷過ぎる。面白いからいいけど。そもそもパラシュートもつけずに降下訓練してる時に、思わずカッとなって従者を滝壺にケリ落として大怪我させてしまい、常識と落ち着きを身につけるために久遠寺家へ送られたという設定自体が無茶。つっこみどころ多過ぎ(笑)。
 森羅といえば「CMB」「QED」も発売になってます。amazonに表紙の画像が来たらすぐにレビューする予定です。今回も楽しませてもらいました。雨の中買いに行った甲斐は有り。

君が主で執事が俺で~お仕え日記~ 三日目

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(2008/03/27)
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 南斗星シナリオ終了。昨日60点と書いたのは取り消します。60点というのは雰囲気的なもので、良くも無く悪くも無く……という印象をあらわしただけでありまして、本来こういった点数は出しません。最終的に60点よりは上になりましたよ、ということにしておきます。
 夢、未有ともにもうちょい先がありそうで無かったという感じだったのが、オリジナルよりも増補されたということからか南斗星シナリオに関しては踏み込んだ内容になっていました。それにしてもなんという犬キャラっぷり。優しさゆえの精神的な弱さをこんな感じで描かれると、主人の夢の意外と大物っぽいところが引き立って良かったのではないかと。こういう相乗効果は他の主従に関しても見てみたいところですね。
 現在は森羅シナリオをプレイ中。どのルートに入るかを最初に決め撃ちした形になるゲームデザインはわかりやすいものの、つまらなくもあります。主従によるシナリオの分岐だって、これなら無いに等しい。どのみち初日に分岐してしまうのなら最初から6人のヒロイン全てを選べる仕様になっていたってまったく問題が無い。主人をクリアしたら従者のシナリオをプレイ出来るというのも、主従をそのままあらわしているようで、その逆でもある。従者の方がメインっぽくなってしまったら本末転倒というものなのでは。

 仕事復帰したのは良いのですが、傷口が結構痛みます。でもこればっかりは仕方有りません。無理しない範囲でなんとかやっていきます。

君が主で執事が俺で~お仕え日記~ 二日目

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(2008/03/27)
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 久遠寺未有編、ハル編をクリアして現在南斗星編終盤をプレイ中です。このゲーム、メインになる登場人物は主人&従者のセットで固定されています。本編開始初日に久遠寺三人姉妹から誰を主にするか決め、そこに仕えている従者もくっついてくる。ただし、主人のシナリオをクリアしないと従者のシナリオはオープンしない。「つよきす」もそうでしたが、ゲーム的な自由度といったものはほとんど無い作品です。分かり易いのでこの手のゲームでは有りかもしれません。
 姉に比べて平凡な自分に自信が無い三女夢シナリオ。ある事情から大きなトラウマを抱えている次女未有シナリオ。別のシナリオをやっているのに、プレイ後の印象はあまり変わりませんでした。やはり、なんだか落ちを付けるためにとってつけたかのような適当な盛り上がりにかけるラスト……。「つよきす」の場合、どのヒロインのルートを通っても必ず合宿と体育祭のエピソードが挿入され、シナリオにメリハリをつけていましたが、こちらにはそういったものが何もありません。「つよきす」に比べて小粒なゲームという評価は正しいでしょう。キャラクターはやや記号的要素を強めているもののパンチ力で負けてないと思うので、純粋にシナリオの問題かな、と思います。
 ハル編は夢&南斗星のコンビにくっついてくるサブキャラのシナリオ。いくらサブキャラのおまけ的シナリオといってもあっさりしすぎでは……。むしろ南斗星編に含まれていたあのピソードをこっちに持って来た方が良かった。実際ハルメインで南斗星とほとんど関係無いし。小さいエピソードの一貫性の無さと、主人公の空気っぷりで南斗星編はかなり悪い出来となってます。それでもそれなりに楽しめてしまうのはテンポの良さのおかげでしょう。このシナリオはCS化にあたってかなりの増補改訂を受けたそうですが、中身がスカスカじゃあまり意味が無いような。
 南斗星編が終わったら次は森羅編の予定。メインだけあってそのキャラクター性が際立ったナイスキャラだけに楽しみというか、これがいまいちならこのゲームはせいぜい60点。

君が主で執事が俺で~お仕え日記~

君が主で執事が俺で~お仕え日記~(初回限定版)君が主で執事が俺で~お仕え日記~(初回限定版)
(2008/03/27)
PlayStation2

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 「OGサーガ」を終わらせて積み解消に入りました。2月末から3月にかけて発売されたノベルゲー系3本のうちのひとつです。脚本、キャラクターデザインは「つよきす」で組んだコンビがそのまま担当しています。「つよきす」発売後に元いた会社から独立して制作したのがこの作品です。あっちの業界はこの手の再編が激しいみたいですね。
 購入の動機は個人的に「つよきす」をとても気に入っていたからで、そういう意味ではおおよそ問題無く当たりでした。独特の無駄な描写を極限まで廃した簡潔かつキャラ描写に優れたテキストは健在。これが無かったらまったくの無意味というくらい重要なポイントです。文字だけでなくビジュアル、サウンド両面で演出可能なノベルゲーでは、省ける描写は省くべき。まあ、作品のスタイルにもよりますが、基本的にはそう思います。
 アニメ「ハヤテのごとく!」が標榜していた執事コメディという言葉で括ってほぼ問題無い内容です。主人公が主人に忠実に使える後半の展開になると、言葉遣いやら忠誠の描写などから印象的にかなり「ハヤテ」とダブります。実際シナリオライターは「ハヤテのごとく!」のファンらしいです。アニメではその傾向がより一層強いとか。
 「つよきす」にしろ「君が主で〜」にしろ、シナリオ構築のスタンスはほぼ同じです。本編に入るまでの世界観を提出するプロローグ的エピソードがかなり長い。各ヒロインの本編にボリュ−ムで負けていないくらいです。キャラ&世界観重視の姿勢が窺えます。物語にとっては基盤となるこの部分をしっかり構築しておけば、後が楽になるという寸法ですね。
 本編は小さいコメディ的なエピソードをガンガン詰め込んだ、短編集の様相が強くなっています。他の作品ならゲーム発売後に出るような四コマ集などに入りそうなネタを惜しげも無く投入し、それを主人公とその他の登場人物の関係を深める要素として使用しているようです。この手のゲームでボリュームの少なさを感じさせるタイトルの多くが、こうした小さく見れば無駄なエピソードの欠落に原因を持ちます。以前から主張しているように、無駄なエピソードはむしろ必要。
 世界観的な基盤、キャラのふれあい、このふたつを押さえさえすればもう勝ったも同然……と言いたい所ですが……実際そういう面も確かにあるのですが……。とりあえず終えてみた久遠寺夢編のラストはなんだか経過を押さえた上で落ちをつけるために用意した軽いエピソードのような気がしました。「つよきす」ならこの手の山場の後に後日談的なエピドードも入れてすっきり終わらせてくれたのに、それが無いため印象としては「つよきす」よりも軽い。ちょっと残念ですね。でも作品構築のやりかた自体は決して間違っていません。他のシナリオにもっと良いものが入っているかもしれません。
 というわけで続きをやります。