宮上日陽のオールレンジアウト

あれこれ徒然と語る日記ブログ

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宮上日陽

Author:宮上日陽
毎日ペプシスペシャルを飲んでる摂取カロリーの気になるお年頃なヘタレ雑食ゲーマー。

【2015年のプレイングゲーム】
3DS ゼノブレイド
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おいおい、今更かよ

 ついついよせばいいのに「EVER17」の実況プレイ動画を見てしまった。旧KIDの色褪せない名作というと「MMM with be」とこれに尽きると今でも思うし、これを超える作品が業界全体でも見回してもほとんど無いという認識にも変わりがない。「Ever17」の方は実況者の決定的なシーンでの反応が楽しみでついつい見るのがやめられなくて就寝時間がズレこんでいくという……でも期待に違わなかった(笑)。自分の記憶をリセット出来ないなら他人の様子を楽しもう、ということの出来るって意味で実況プレイの試聴はやはり楽しい。このゲームのエンディングであれだけ鬱になる人も珍しいだろうなあ(爆笑)。あれは笑うしか無い。
 それにしても改めてギミック以上に情念の吹き込まれた傑作だな、と感じざるを得ない。スタッフロールで流れる年表での優春と桑古木の苦難の過程にはマジ泣ける。BWの意味不明の熱弁を受け入れてあれを完遂したというだけで、ふたりの意思の強さには頭が下がる。このふたりに武、つぐみの超人っぷり、沙羅のチートぶり、ココの電波破壊力なんかも加わるから必然的に優秋ひとりが割を食うという……可哀想だなあ。どうしても母親に勝てない娘というのも悲劇だ。しかもあっち、23歳くらいから老化しないし無敵じゃん。
 今回見た動画の分で頭に電撃が走ったのは2点。これは「SSで書いてみてえ」と思ったというのと同義語と考えてもらって構わない。どちらもココ編終盤のことで、ひとつは桑古木が二度目の圧壊から脱出を遂げた時のこと。この場面での彼の心理を思うとこっちも感無量になってくる。ここで彼は一度少年と会話してから離れて行くけど、たぶんひとりになりたかったんだろうなあ。なんせ17年だ。もうひとつが潜水艇でIBFまで行って武らを回収した帰りの優春の説教。ここで延々ホクトに向かって「あんたは馬鹿だ。馬鹿は父親譲りだ」みたいなことを言い続けるわけだけど、ここは「私が行って助けようと思ってたのにこの野郎~~ッ!」と思ってたに違いない。こっちも17年費やしてそのくらいの役得があっても良いだろうと考えてた思うのよ(笑)。きっとひとりで行こうとしてたんだろうな。天国石ダイブ許すまじ。でもまあ、作品的にはホクトが助けないと視点からしか描写出来ないから仕方無い。この辺がギャルゲーの構造的な限界でもある。
 あと「with be」の方も楽曲の反則さに泣けた。たぶんCDは弟が引っ越す時に東京へ持って行ってるんだよなあ……。ま、いいさ。

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野郎がプレイする「ユア・メモリーズオフ~Girls Style~」 肆

ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)
(2008/01/31)
PlayStation2

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 今回は理人編。

【本条理人】
 理人と書いてマサトと読むらしい。一見さわやかな好青年風ではあるが、中身は重度のゲームオタクでヘビーゲーマー。RPGはやり込みレベルでデフォ。本人はゲーム制作の道を考えており、自作のゲームをコンテストに応募したりしている。が、それはどこをどう見てもギャルゲー。りかのに見られてしまったのも「龍刻」である。しかも海に対して「こんな新作を考えてるんだ」と打ち明けたのもギャルゲー。これでそれほど悪い印象が無いんだから、美形は特だ。
 卒業間際になって前々から気になってた女の子にやや強引気味なアプローチを始める。ユアに入り歌と素養を見出される前の海……りかのには地味子、実の姉にも平凡扱いされる彼女に魅力を感じていたという点は実は重要な気がする。
 しかしこの男、普通ならクラスメイトを口説くのにもっとも避けるんじゃないかと思われるゲオタとしての資質を少しも隠そうとしない。ある意味英傑である。母親の影響で古い少女漫画を愛好していて、妄想が加速しロマンティックモードに入ってしまうと止めるのは容易ではない。
 普通のギャルゲーであれば主人公の友人ポジションのキャラクターである。基本的に良い人であり、そこを脱するような際立った個性は持っていない。理人は乙女ゲーに視点逆転することで逆襲した友人キャラと位置づけることが出来る。シナリオは怪しいバンドに横から攫われそうになった少女を死守する形。ユアメンバーとの絡みはあまり無い。が、無いわけでもない。

【ならず屋のメニュー】
 「それから」をプレイした限りでは、この店はスイーツ重視の喫茶店なんだろうと思ってた……んですが、どうやらキュービックカフェ同様アジアンフードも取り扱う店だったらしい。そりゃパクリ言われても仕方ないや。俊一ルートではついに海の口から「パクってんのかな」発言が飛び出てしまう(笑)。
 海はふたつの店を異母兄弟に例えているが、実際そうなのだろうか。やはりこの辺深い因縁がありそうだ。兄貴が死んでしまった事で弟も路線を変更せざるをえなくなってしまった……というのが「それから」でのならず屋の状態なのだろう。
 ところでくーた編では彼がいずれここへ戻って来るという描写がある。でも戻る頃にキュービックカフェは無い。テンチョーもテンチョーで「オレもこの店も一ヶ月先二ヶ月先はどうなってるかわからない」と問題発言をしてくれる。「想君」をプレイしてない私はどうしてそういうことになってしまうのか経過がわからない。さすがにそろそろプレイするべきか。
 そういえば理人はインドア指向のようでいてわりとあちこちを食べ歩いているようだ。海は「もしかしてお金持ちのおぼっちゃま?」みたいに推測してたが、その辺は最後まで明らかにならなかった。

【川島拓】
 共通ルート終盤で突然姿を見せユアに押し掛けメンバーとして加わってしまう傍迷惑なガキ。浜崎だから海や俊一の直接の後輩ということになる。詳しくは拓シナリオのレビューで語ることにするが、とにかくウザイ。ウザイのがアイデンティティのようなキャラ。理人とは古い顔見知りで、幼馴染み兼友人以下という関係のようだ。どうしてそんな冷えた関係なのかは謎。

【夢vs愛】
 理人シナリオはある意味ギャルゲーではやりづらい内容である。キヨ編で「この手の作品のシナリオはブレイクスルーが基本」と書いた。しかしこれは基本ではあっても絶対ではない。少数派ではあるが、ブレイクスルーを内容に含まないシナリオも無いわけではない。キヨ編は突破すべき困難が提示されているにも関わらずそれをクリアしてないのが問題なのであって、これは未完のブレイクスルーということが出来る。理人シナリオはそもそも超えるべき対象が存在しない。
 言うまでもなくブレイクスルーはシナリオ上、困難を設定しそれを乗り越えるものであるから、起承転結を構築しやすい。逆に言うとブレイクスルーを含まないとシナリオの筋立ては極端に難しくなる。それでいて理人シナリオはさほど破綻していない。この辺は評価すべき。
 理人シナリオがギャルゲーではやりづらいというのは、全般的に海が理人から精神的なバックアップを受ける内容だからである。このシナリオはそれに終始する。これを男女逆の構図したものを頭に思い浮かべてみればいい。いちいち悩み迷う野郎の主人公をヒロインが支えてくれる。こうなるとどうしても主人公がどうしようもない駄目野郎になってしまう。しかも展開によっては支えてくれる彼女ではなく、他のヒロインに走ってしまうわけだ。これは酷い。
 こうした形を理人シナリオでは海という少女を視点にすることでクリアしたわけだ。これはこれで海の性格設定に微妙に関わる問題で、これをミスるとはやり嫌な女になってしまう。が、基本平凡で特に夢見がちでもないプレーンヨーグルト的なキャラに仕上げた事で解決した。
 このシナリオにブレイクスルーはない。しかし海は困難を乗り越える代わりに、重大な選択を迫られることになる。この選択肢もおそらくギャルゲーではほぼあり得ないものだと考えて良い。夢を取るか、愛を取るか。おそらく普通ギャルゲーでは夢を取ることで愛も自動的に得られるものがほとんどのはずだ。このふたつの要素を別れて考えさせる展開はあまり無いだろう。
 愛を取っても夢を取っても、このシナリオでは印象の悪い展開にはならない。他のシナリオでははっきりとグッドとバッドで色分けされているのに、理人シナリオはそれが無い。それよりも選択そのものを尊重する……というのはいかにもKIDらしい味付けで面白い。同じブレイクスルーを持たないタイプの「メモオフ#5」瑞穂シナリオが絶対にハッピーエンドにならないことと好対照である。
 しかし女性的にこの選択はどうなのだろうか。愛と夢を天秤に架けられること自体、あまり良い印象が無い気がするのだが……。まあよく考えると進学校の生徒のくせに進学しないでバンド入ったりする親が激しく心配しそうな娘が、ちゃんと進学して将来性もありそうで家もお金持ち?っぽい誠実な彼とくっついたんだから良いのかもしれない。むう、やはりそれこそ友人キャラの逆襲ということか。
 ところでこのゲーム、どのシナリオでも海が彼に触発されて曲を作る展開になる。理人シナリオの場合、バッドエンドの方がこの曲の生きる展開になってるのが面白い。

 次は俊一編。意外にも理人もここに絡んで来るらしい。メイン格に友人キャラが正面から喧嘩を売る構図には期待してみたい。ただ俊一は「#5」の麻尋同様視点を入れ替えたリバースカットが存在し、そこまで含めないとひとつの話として成立しないんで、レビューは明後日以降で。

野郎がプレイする「ユア・メモリーズオフ~Girls Style~」 参

ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)
(2008/01/31)
PlayStation2

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 先延ばしになってた秀巳シナリオです。先延ばしにしてる間に理人シナリオクリアして俊一シナリオを始めてしまいました(苦笑)。

【羽根秀巳】
 こいつ信じゃね? 稲穂信じゃね? なんか声も似てね? というくらい信的なキャラ。声は似てるだけでちゃんと違います。こちらの方がずっと大物(笑)。高校卒業してからフリーターというのも大筋で同じです。海もそうだけど。
 でも実家は温泉旅館らしい。夢破れた時はそっちへ戻れば良いってのは安易に思う人もいるかもしれませんが、潰しの利かない職業の場合募集をかける側がそうした保険のある若者しか取らないということも実際あったりします。芸能人崩れの犯罪者ってのも結構多いですから、そういうのは有りなんじゃないかと。
 ユアのリーダーは一応キヨであるらしい。ただキヨはふたりを良くも悪くも下扱いしないから、種々の交渉時の担当者という感じ。リーダーってのがバンド関連のサイト維持やライブの広告などの細かい仕事を担当するものだとすれば実質的なリーダーは秀巳になる。ただ練習をリードするのは俊一なんだよね。このバンド、意見統一出来ない時はとことん出来ないんじゃなかろうか。分権し過ぎ。

【月岡陽2】
 秀巳シナリオはむしろお姉ちゃんシナリオと言った方が良いかもしれない。陽お姉ちゃんの海に対する愛憎の深さは半端じゃない。こういうのってツンデレって言うんじゃないでしょうか。それともこういうのをヤンデレと言うのかもしれません。
 ポイントはお姉ちゃん的には妹が憎くて傷つけたくて仕方が無いのに、それが愛情の裏返しであることにお姉ちゃん本人が気付いて無いところです。なにをどう見ても妹を大事にしてるとしか思えない(笑)。理人シナリオだと海が痴漢に襲われそうになった時お姉ちゃんが助けてくれるイベントが入るんですが、もう必死です。本当に妹が憎いなら「痴漢に襲われた? てめーに隙があるから悪いんだよバーカ」くらい言いそうなものなのに、全力で守るんだから可愛い。
 主人公の月岡海って子は客観的に見た場合はともかく、プレイしててもさほど妙なところの無い普通の女の子です。その彼女が持っている刺が姉へのコンプレックス。それをお姉ちゃんがどうやって醸成したかを考えると、その熱意に頭が下がりそうになります。

【バッドエンド】
 とにかく何度やってもグッドエンドへ行けなくて困りました。10回くらいはバッドエンドを見せられたんじゃないかな。今回フラグ管理、もしくは好感度管理が結構厳しいです。理人でも選択肢ひとつのミスでバッドを喰らいました。それでも理人の場合何が問題だったのかそれなりにわかったんですが、秀巳はわからないんだよなあ。
 バッドエンドは海がお姉ちゃんの軍門に下ってしまう内容で、ある意味これはこれでしあわせなのかもしれない。お姉ちゃんが妹を溺愛しているのと同様に、コンプレックスがあり苦手意識が強くても海もお姉ちゃん好きなんですよね。この姉妹の距離感は好きです。繰り返しますが白河姉妹は過保護過ぎる。

【海の家】
 ある人物が潜伏している場所。トビーはどんな顔をしてストーブを調達して来たんだろう。なんか想像出来ないな(苦笑)。浜辺の建物であれこれ~というと「2nd」のつばめシナリオでのアレがありますが、アレは海の家だったかな? なんか違ったような気がする。
 ちなみにキヨ、秀巳シナリオでは海とのセックスシーンがあります。くーた、理人には無い。

【あの公園】
 一蹴とトビーが対峙したあの公園は今回も多用されています。秀巳シナリオでも海vsお姉ちゃんのバトルが繰り広げられ、植え込みや芝生がそれを見守るわけです。でもこの公園、ちょっと広過ぎて夜は怖いですよね。海も一度痴漢に襲われてるんだし、もうちょい警戒した方が良いような気がします。心配でお姉ちゃんが泣きますよ。

【グッドエンド】
 とにかく海vsお姉ちゃんの構図が大き過ぎて、これなら相手役は秀巳じゃなくても誰でも良いんじゃね?という感じがします。秀巳自身はお姉ちゃんと特に因縁持ってないし、微妙に噛み合っていない。
 ここまで秀巳の存在感を削いでしまったのはミスなんじゃないかな。海をとりまく重圧から彼女を守るってことなら理人シナリオでもやってるし、このシナリオでもっとも重要な構図はやはり姉妹の対決にあるわけで。
 キャラ立ての問題もあるかもしれない。限りなく信的な秀巳に比べ、キャラ自体が持つインパクト&パワーもお姉ちゃんの方が強い。なんかもういっそお姉ちゃんメインのシナリオ作ってくれよって感じ。
 でも面白いか面白く無いかで言ったら面白かった。秀巳もキヨほど情けない男じゃないから印象は薄くてはあっても悪くは無い。そこが救い……になるんだろうか。

 次回は理人シナリオです。これはこれで妙なシナリオでなかなか興味深いものがあります。

野郎がプレイする「ユア・メモリーズオフ~Girls Style~」 弐

ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)
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 秀巳シナリオを何度も何度も繰り返し繰り返しプレイしたのにどうしてもバッドエンドにしかなりません。基本的にこのゲームは選択肢で上を選ぶようになっている……としか思えないので、どこかに落とし穴が有るのでしょう。好感度よりもフラグのせいのような気がしてます。というか選択肢の出し方がちょっと変だよなあ。KIDゲーとしては選択肢自体の数も多いし。
 でもって今現在秀巳グッドエンドへの最終選択肢が出た状態で終えています。なので秀巳シナリオについては明日レビューします。今回は何度も繰り返す途中でめげてしまい、横に逸れてプレイしたくーたシナリオです。

【くーた】
 キュービックカフェの前に行き倒れていた長髪痩身のやさしげな青年。先にユア三人のいずれか(理人も含むかも?)を攻略する事でルートが解放し、行き倒れる前にちょっとした先触れのシーンが追加される。三人からのユアのメンバー勧誘を拒否する事でダイレクトに分岐し、その後ルート復帰することはない。
 音楽の才能はバンド組んでるユアのメンバーよりもはるかに上らしいが、彼らがそれを知る事は無い。キャラとしての絡みは秀巳とちょこっとあるくらい。海がユアに入らないため、りかのもユアの追っかけにならず、くーた目当てにカフェに来るようになる。
 本名はユタ。裏切り者の名ユダが由来。「くーた」はテンチョーが「くたびれた」印象からつけた名前。行き倒れていたくせにお金は持っているし、実は高級ホテルに寝泊まりしている。
「乳首とか見えてしまいます」は爆笑ものの名台詞(苦笑)。

【トビー出現】
 他のシナリオでもちらちらと顔だけ見せる怪しい露天商飛田扉はこのシナリオで活躍する。魚力のトラックを無断で借用したり、海から怪しげなアイテムで金をふんだくったり、わりとやりたい放題してくれる。くーたを殴ったりしてるけど、基本的には彼に肩入れしている……らしい。少なくとも一蹴に対しての悪意のようなものは見えない。
 トビー、くーた、イッシューで施設出身3兄弟。でもくーたとトビー&一蹴の違う所は実の親の記憶があるところ。

【雪が降る】
 どうもこのゲーム、微妙に評判良く無いようなのですが、私は結構評価してます。確かに煮え切らないキヨシナリオには不満があったりはするのですが、秀巳にしろくーたにしろシナリオそのものの出来は悪く有りません。というかくーた編に関しては大きな隙が見当たらない。良く出来てる。
 雪、雨といった天候の変化もひとつのアクセントになっていて、今の所どのシナリオでもちゃんと同じ日付に同じ天気になります。天気自体演出の材料として使われることが多いんで、この辺適当なゲームも結構多いのです。つまり、ちゃんと考えて作ってるってこと。

【ならず屋】
 このくーたシナリオでもならず屋が出て来ます。時系列的に言うと白河静流が勤務を始める前ですね。つまり兄貴であるテンチョーの味をパクってる状態。この辺テンチョーの死とも絡んでいろいろ深い経緯がありそうなんですが「それから」で少し触れただけで流してますね。ちょっともったいない気がします。でも静流はともかく、信があそこででかい顔するのは筋違いかなー。

【りかの】
 ユア編でも俊一に絡んで顔を見せて来る痛いお嬢様。たぶんお嬢様。直情的で悪い意味で裏表が無いため、基本的に嫌われキャラとして描かれてます。でもくーたシナリオでは彼に着せるためのブラウスを自作して来て持って来るなど可愛らしいところも。熱意ならどうもいまいち弾け方の足りないユアメンバーや海を凌ぐものがあります。林女というと麻尋と同じ学校?

【浜崎伝説】
 浜崎高校の伝説というと馬鹿ップルの築き上げた校庭エンドです。それに劣らぬ伝説を一蹴と雅は卒業式でやっちゃいました。海もやや格落ちするものの、くーたシナリオでやってくれます。詳細はあえて書かない方向で。
 しかしこれはずるい。プレイしてるのは野郎なのに「おお! なんだよかっこいいじゃねーか」と思ってしまいました。こういうのを中途半端なヤツがやるとドン引きなんでしょうが、クォーターの彼だから様になっちゃうんでしょうね。美形は特だね。

【素敵な落ち】
 くーたシナリオはユア勧誘を拒否する事で分岐します。sの時「ここで勧誘に乗ってれば別の何かがあったのかも」みたいな海のモノローグが入るんで、てっきりくーた関係はアンハッピーなラストにしかならないと思ってました。それを良い意味で裏切ってくれるナイスエンドです。というかこれにはやられました。他で似たようなことをやった作品はあるのかもしれません。でも私は初めて見ました。海の学力から狙ってやったんだとしたらくーたもなかなか意地悪だ(笑)。
 うーん、このエンドを見せてもらっただけでも「ユアメモ」をやった価値はあったな。男女ひっくり返してギャルゲーでやっても別に良いじゃんってのはあるけど、それを言ったらおしまいだ。

 さあ、次こそ秀巳シナリオです。その次は横に外れて理人行ってみようかな。たっくんはウゼー。

野郎がプレイする「ユア・メモリーズオフ~Girls Style~」 壱

ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)
(2008/01/31)
PlayStation2

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 カレーを作って引きこもり状態を完成させつつやってまいりました「ユアメモ」レビューです。システムはいつものKIDでとても快適。ほとんど一切問題有りません。ただ今回からゲーム内にKIDの記載が無くなってしまいました。「#5アンコール」はKID存命中から作ってましたからね。今回が実質的な復帰第一作ということになります。
 プレイしてみた感じ、主人公の叙述が多めということ以外はいつものギャルゲーとまるで変わりません。というかそもそも「メモオフ」のシリーズは主人公がぐだぐだと地の文で語る性質のものなんで、むしろいかにもメモオフらしいとすらいえます。いやほんと、違和感無いんですよね。乙女ゲーだからといって身構えるようなことは何も無い。正統なメモオフ6作目と考えて良いんじゃないでしょうか。
 以下はプレイ中のメモの記載からぶつ切りでコメント入れてみます。

【海の声は一部のみ】
 主人公は月岡海。KIDで月と海といったら小町さんですが何も関係ありません。海のボイスはKAORI……ということはEver17の主題歌のボーカリストですよね。本来声優ではない。メモった時は「一部」としてますが、一周してみたところでは声入ってるのは海の台詞の0.01%くらいですかね。ほとんど無いと言っていいでしょう。
 この作品自体が「想い出に変わる君」の半年前という設定で、海は浜崎卒業目前……ってことはこの子、健やほたる、KANATAと同期になるんですかね? 一蹴や雅よりもひとつ上。……だと思うけど。

【おぼえのある曲、背景】
 BGMは過去作のアレンジ曲が大量に入ってます。キュービックカフェのBGMは「それから」のならず屋で使われていたものだし、メモオフのメインテーマは今回も入ってます。それになんか雅の曲のアレンジもあるような。
 海はゲーム開始ほどなくして「ユア」というバンドに加入します。その練習場所は千羽谷大学のサークル棟。つまり「#5」のCUM研があるところと同じ。それ以外にも町並みやら駅やら過去作と同じ背景がいっぱいです。同じ場所なんだから当たり前ですが。

【月岡陽】
 海のお姉ちゃんです。読みは「あかり」。海は美人で頭も良く要領の良いこの姉にかなりのコンプレックスを抱いている様子。「お姉ちゃんが来るとその場の空気が『海と姉』から『陽と妹』になってしまう」そうな。海はそれをすっかり受け入れてしまっていて、諦めムードです。姉には到底敵わないと思ってしまってます。肉親だし、仲が悪いわけでもないけど微妙な距離感があってなかなか面白いですね。白河姉妹はベタベタし過ぎ。
 なんかこう、女性ライターの描いた姉妹の図って感じがします。こういう描写はこの姉妹に限らず作品のあちこちにいっぱいあって、それでもメモオフの雰囲気を崩してないところは見事といっていいかと。
 このお姉ちゃん、普段家の中では眼鏡にトレーナーというラフな格好でむしろダサダサなのに外出する時は気合入りまくりなところが妙にリアルで面白いです。さすがに女性キャラに対する野郎的幻想は薄味。

【本条理人】
 海のクラスメイトで攻略対象の一人。ただ、ユアを構成する3人のイケメンに対して顔では勝負出来るものの、ゲヲタで海に対する下心があからさまだったりして悲しい程ピエロ的なキャラです。泣けます。紙袋から落とした買って来たばかりのゲームが「龍刻」だったり、それをりかのに笑われたり、ほんと悲しい。海を誘ってライブになんか行ってしまったばかりに……。
 攻略順序は後になりますが、こいつのシナリオは微妙に楽しみだったりして。女性人気……無いだろうなあ……。

【ユア】
 佐々俊一、市井清孝、羽根秀巳の三人によるインディーズバンド。男ばかりのバンドが専門のボーカリストを迎えるところから物語は動き始めます。それまでは俊一がギター兼ボーカリストでした。単純でガキっぽい俊一、ひとり年上の清孝、調整役の秀巳という組み合わせは秀巳がいないとすぐに破綻するんだそうな。
 ちなみにボイスはヒイロ・ユイ、フランツ・ハイネル、リュウタロス。

【ピアノ】
 ほたるとタメと思われる海ちゃんはピアノに対してトラウマがある。やっぱりメモオフはピアノか。ピアノなのか。でも陽姉ちゃんはピアノやってるわけじゃないっぽいです。月岡家のピアノはほこり被っちゃってたらしいし。でも物語にほたるらしき人物は出て来ない。

【写真撮っておこう】
 これは本条の大学合格発表についてった海の台詞。無事に第一志望に合格したんで、その掲示板を撮影しておこうという話。なるほど、今は携帯に普通にカメラついてるし、そういうこともあるんでしょうね。
 あ、ちなみに海は進学校浜崎の生徒でありながら進路フリーターです。一蹴とまったく同じ。海は兄貴のキュービックカフェへ、一蹴は弟のならず屋へ。

【浜】
 メモオフの舞台は江の電周辺がモデルなので、浜辺のシーンもよく出て来ます。今回海が歌の練習に使ったのは「#5」で麻尋が眼帯つけてぶらついてた時と同じ場所っぽい。そういえば今回ルサック出て来てないな。

【魚力】
 さよりんの実家。今回はこの店の前にトビーが出現する。魚力の裏メニュー海鮮丼がえらい豪華でびっくりです。喰ってみてえ。そういえばさよりんは魚屋の娘のくせに魚の事全然わからないんですよね(笑)。

【稲穂信】
 ちょろっと出ます。声だけ。「想君」の半年前だからこの辺にいてもおかしくはありません。テンチョーには借金してる様子。そのテンチョーは陽姉ちゃんと相性が良いらしいです。皮肉っても倒れそうにないところが良いとかどうとか。でもあと半年ちょいの命ですよテンチョー……。

【市井清孝】
 初周はキヨグッドエンドでした。エンディングは19もあるらしいんで、バッドとかノーマルとかも多彩にある雰囲気ですね。
 ぶっちゃけ久々のKIDゲーってことで「これもしかしてかなり面白いんじゃね?」って感じで遊んでたのに、キヨは最後の最後ですっこけてくれました。ギャルゲー乙女ゲーに限らずこの手のシナリオの基本のひとつはブレイクスルー、つまり「何かを乗り越える」ことだと考えてます。ゲーム的に簡単なところでは敵を倒すとか。精神的なものもあるだろうし、物理的なものもある。
 この手のゲームは複数あるシナリオのそれぞれで乗り越えるシチュエーションを被らないように設定するのが前提……なんですが、案外それをわかってない制作会社は多い。私が「まいめり」を評価してるのもこの辺の描き分けによるところが大きかったりします。
 キヨ編は海よりもキヨ本人の方に障害があって、それを乗り越えてハッピーエンドになればそれで良かったんでしょうが、これって乗り越えてないじゃん。海が「それでも許す」といえばそれでいいってわけじゃないと思うけどなあ。それが有りならどんな電波シナリオやったって「許す」で終わってしまう。それでめでたしめでたしってのはどうよ。
 年上ででーんと構えているように見えて実は弱い。シナリオ終盤はもうキヨと海の精神的な立場が逆転しちゃってますね。海には「おいおいこの男でいいのかお前」と突っ込んでしまいました。海自身シナリオのなかでだいぶ成長してる雰囲気はありますが、実質キヨ<<海<<陽って感じですっきりしません。うーん、姉を乗り越える海のシナリオを見てみたいなー。俊一シナリオあたり、そんな雰囲気がありそう。
 次は秀巳シナリオの予定です。

野郎がプレイする「ユア・メモリーズオフ~Girls Style~」 序

 あれー? 確かにエントリ書いてアップしたよなあ。なんで無いの? まあいいや。この日はそういうエントリがありました。

なんじゃこれは

ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版) ユア・メモリーズオフ~Girls Style~(通常版)
PlayStation2 (2008/01/31)
5pb./5gk.
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 KIDの次回作は「12RIVEN」までお預けかなーと思ってたらこんなものを作ってたとは。単なるBL系だったらどうでもいいんですけど、主人公はちゃんと女の子らしいし、ちょっとどころかかーなーりー気になる。というか脚本清水マリコかよ。音楽は阿保さんで主題歌は千代丸か。おいおい本気じゃん。さらに言えばテンチョー生きてるよ(爆)! トビーも出てるんですが。
 正直少しメモオフに飢えてるところがあったし……やるか?
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