生徒会役員共 1
2008/08/15/21:00:00(Fri)
![]() | 生徒会役員共 1 (1) (少年マガジンコミックス) (2008/08/12) 氏家 卜全 商品詳細を見る |
最近amazonの画像、ピンぼけしてますよね。スキャナで取り込むのにどうしてピンぼけ起こしたりするのかいまいち理解出来ないのですがどういうことなのでしょうか。まあいいや。
週刊マガジンに復帰したばかりの氏家氏の新刊です。正直次の単行本はまだまだ先になるんだと思ってましたが、こうして復帰してくれて本当に良かった。ほんと、我ながらどんだけ氏家好きなのかーという話です。でも好きなものは好きなんだからしょうがない。
復帰に関しては「アイドルのあかほん」で失敗した氏家氏が左遷という形でマガスペ行きになったのが、本誌の誌面があまりにヤバいために呼び戻されたという……まあ、憶測です。事実なのはマガジンがヤバいという点だけ。ただ講談社としては「みなみけ」や「スクールランブル」に続く存在になって欲しいとは思っているのかもしれません。「絶望先生」ですらアニメ化出来るんだから、案外これだって可能なのでは……。
「妹は思春期」で一度だけCG塗りになり批判を受けたのかて塗りに戻っていた表紙は再びCG塗りに。個人的にはあのドヘタな手塗りの味わいが好きなのですが、このシリーズはこれで行くということなら良いでしょう。でもこれCG塗りといっても範囲指定して塗りつぶしクリックしただけのような気がする。さりげなく表紙、裏表紙が連動してるのが面白いかも。今後もこのギミックで行くんでしょうか。
#01
天草、七条、萩村、津田。今回キャラの名前は野球選手から取ってない? 畑、三葉、横島も心当たりが無い。津田だけ拝借ってことは無いだろうし。
#02
この漫画、津田以外のキャラはそれぞれ一学年引き下げられたそうです。でも読んでみた感じでは大きな問題は無さそう。たぶんいずれ新入生を入れたいからこういう処置になったのでは。一部スズの発言におかしいところはあるけど。目安箱の話とか。
#03
アリアはお嬢様属性を追加したショウコという感じ。シノは「濱中」の中村リョーコを若返らせた感じを受ける。これまで私の氏家キャラ筆頭格は濱中だったが、シノはそれを追い越すかもしれない。
#04
初めてこの漫画を読んだのに、なぜかそれぞれのキャラは頭の中で声付き再生されたりした。別にアニメを見過ぎているつもりは全然無い……のだが。ちなみにこの回初登場の三葉は高橋美佳子。後はシノ=伊藤静、アリア=加藤英美里、スズ=大谷育江、横島=生天目仁美。コトミ、畑は未定。あ、そうか。アニメの見過ぎなんじゃなくて「ハヤテのごとく!」の見過ぎなんだな。
#05
横島初登場。氏家の書く女教師はこんなんばっかだな(苦笑)。そういや気のせいかもしれないけどこの漫画の女性陣の私服のセンスが妙に向上してる気がする。それとアキや若田部に比べてアリアの巨乳の描写にかなり力を入れているような。
#06
またか、また貞操帯なのか(苦笑)。いくらチビ設定といったって、スズはいったい身長何センチなんだろう。コマによってはタカトシどころかアリアの腰までしかない。これじゃ1メートルあるかどうかってところなんじゃ……。しかし傷の感覚を見るに、目標までえらい遠いのが泣ける。
#07
このシノの写真ネタが抜群に面白い。どんだけ修学旅行ではしゃいでいるのか(笑)。写真は……神社ってことは平安神宮? 他にもいくつか読んでて声を出して笑ってしまったネタがあって、#07では睡眠聴取と最後の奴。あとページ増量のために使ってるカットの選択が絶妙過ぎる。
#08
これはブラしてないってことなんだろうか……アリアのサイズでノーブラはまずいだろう。度々出現する「このへんにスズ」初登場。まったく関係無いけど「進学校」に「しんがっこう」ってルビ振ってあるのは「しんがくこう」の間違いでは。
#09
氏家氏といえば下ネタ。でも「アングル」ほど素晴らしいネタは初めて見たかもしれない。いやだからスズ小さ過ぎるって。タカトシも高身長ってわけじゃないはずだけど。
妹初登場。やはり氏家キャラの妹は思春期か。教師と妹は裏切らないな。
#10
さりげなくシノとアリアのクラスの友人キャラが存在してるっぽい。いずれ名前とか出て来るんだろうか。それにしてもタカトシ以外の男子が出て来ない。意図的なのかな。
#11
女子校が共学化したことで、生徒会にも男子が必要だというシノの判断はおそらく正しい。結果的にだけどタカトシも適任のようだし。アリアとスズもシノの指名なのかな。シノ自身は人気有るみたいだからちゃんと選挙で選ばれたんだろうけど。今になって思うわけだけど、中学高校の時分には部活なり生徒会なりなんでもいいからやった方が良いよね。
#12
ち、ラブコメかよ。まあ普通に考えて男女比28:524ですよ。タカトシは基本まともだし、競争率は鬼高いと思うわけですよね。しかし三葉、よく5人も部員集めたもんだ。
#13
この目が疲れない方法はなかなか凄い。そりゃ私もタッチタイピングくらい出来るけど、漢字変換するためには見ないといけない。スズは漢字変換や予測の優先順位まで記憶していてタイプしているということか。やるな。
#14
4勝1敗。腕は結構気になるものかもしれない。最近はスタイルに自信のある奴が増えたのか足さらしてるのは福岡でもいっぱい見かける。野郎的には良い季節ではある。
あー、夏だし一度くらい海行っておくかなー。海まで1キロ程度なのにヘタすると視界に入れる事すらせず夏を過ごすこともあるしなー。
#15
これがマガスペでの最終回? ずっとシノの髪型に妙に見覚えが有るなーと思ってたら、今まさに書いてるSSの主役様とほぼ同じ髪型なんだと気づいた。
畑的にはかなり美味しいネタのはず。でも新聞に書いたらタカトシは殺されるかもしれん。
ところで「ネギ」の新刊はいくつか印刷のえらい悪いページがあって気になります。これはさすがにいただけない。
復讐者の棺
2008/08/09/21:00:00(Sat)
![]() | 復讐者の棺 (講談社ノベルス イN- 5) (2008/08/07) 石崎 幸二 商品詳細を見る |
第18回メフィスト賞受賞者石崎幸二の新刊です。シリーズ前作「袋綴じ事件」から間の空く事なんと6年。普通これだけ新刊が出なければシリーズ終わったと思って当然です。でも復活した! おめでたい。一年くらいでまた新刊読めたら良いですね。しかし兼業でなきゃ絶対にやってられない刊行ペースだな(苦笑)。
作者と同名のおっさんと女子高生ふたり組によるレギュラー陣は、どこをどう読んでも作者の願望を投影しているようにしか思えない。作中での石崎幸二は典型的ないじられキャラで、ミリアとユリにさんざん突っ込まれている。唯一のシリーズ外作品「首鳴き鬼の島」もそうだったが、石崎氏はそんなに女性に酷い目に合わされるのが好きなのだろうか。どこまでマゾいのか。ただ石崎氏の場合、それがあまりにもあからさまであることが、イヤミったらしさを感じさせなくしている。しかも前作で登場したふたり組の友人が今回も登場し、三人組になった。これは嬉しい誤算。
基本的に文章自体あまり上手ではない人である。構成もいまいちかもしれない。作品序盤はあまり事件と関係の無いミリアとユリの石崎いじりばかりで伏線も何も無い。実時間では前作から三週間なのに6年くらい放置されてたみたいな自虐的なギャグはこの作品ならではだろう。しかしなかなか顔を出さないからって合鍵使って石崎の自宅まで乗り込んで行くふたりの真意がわからない。こういうのもツンデレと言うのだろうか。
この作品は孤島で発生する連続殺人事件なのだが、石崎達はあくまで事件の観測者扱いであるため、自分たちに危害の及ぶ危険が少ない。そのためあれだけ短い時間に多くの殺人が起きているにもかかわらず、緊迫感といったものがまったく無い。死ぬのは初対面の人間で、出会ってからすぐにバタバタ死んで行くのだから緊張感も何も無くて当然といえば当然だが、舞台装置をもう少しいじくればなんとか出来たと思う。舞台は一度建設途上で放棄されたテーマパークなのだが、果たしてここを舞台に選ぶ必要はあったのだろうか。復讐の切っ掛けとなる10年前の事件ともまったく関係のない場所である。
トリック自体は前作「首鳴き鬼の島」と似たギミックが使われている。おそらく前作構想中に今作も並行して考えられていたものだと思う。同じネタでも別の味付けでこんなことが出来るぞ、といったみたいな。これはある種ミステリ作家としての意地なのかもしれない。DNA鑑定というミステリ作家にとっては天敵のような要素をどう扱うかは作家による。犯人は事件そのものを成立……つまり連続殺人を完遂出来ればそれで良く、その後の逃亡までは考えていない。だから事件中に鑑定されなきゃ大丈夫というもの。漫画「金田一」あたりはこのケースが多い。「首鳴き」「復讐者」はあくまでDNA鑑定と真っ向勝負。その穴を突くというスタンスを取っている。その見地に立った場合、筆力が無くても構成が甘くても。どちらの作品もとてもユニークで面白い。
まあ面白さは正義というわけで、6年ぶりのミリアとユリの活躍を堪能させてもらいました。それにしてもラストシーン……本当に石崎はマゾだな(苦笑)。
ハヤテのごとく! 16
2008/07/15/21:00:00(Tue)
![]() | ハヤテのごとく! 16 (16) (少年サンデーコミックス) (2008/07/11) 畑 健二郎 商品詳細を見る |
なにげなく発売日を調べてみたらいきなり出ていてビックリ。明け方にTUTAYAで買おうと思ったのに、いつのまにかに深夜営業やめてやんの。なので3号線沿いの24時間営業の書店に行って買いました。うーん、深夜営業が無いとなるとTUTAYAも使い辛くなるなあ。
朝顔が咲いてるっぽいので表紙は夏でしょうね。でも物語が夏に辿り着くまでにどれだけ時間がかかることやら。なんせ15巻最後の話から今回の最後までわずか二日間の出来事だったりするし(苦笑)。12話だから連載3ヶ月ほどで二日しか進んでない。連載の方ももうすぐゴールデンウィークでミコノス島もそろそろかと思ったら、神様の住む城のシリーズをやってるんですね。こりゃ年内にゴールデンウィークに入れるかどうか微妙だわ。
【ハヤテ、ヒナギクとデートするのこと】
15巻の最後から続く話。全編に渡ってのヒナギクのテンションのめまぐるしい変化ぶりがなかなかすごい。ヒナギクはこの作品には珍しくヘコむことも多いキャラなんで、喜怒哀楽の描写に富んでいて読んでいて飽きさせません。サク派の私はヒナギクは普通程度の好感度ですが、このエピソードの彼女はかわいいと思います。一番人気なのもわかりますわ。
でもアレ、映画の「ブチッ」はちょっと衝撃的(笑)。
【体育教師の憂鬱のこと】
ハヤテがヒナギクを誘う時妙に力が入っていたのが不思議だったんですが、こういうことだったんですね。なるほど。ハヤテには道を示してくれる頼れる大人が周囲にいないため、こういう時素直に従ってしまうのでしょう。実はハヤテって結構ブラコンの気があったりするんじゃないのかな。兄貴はいつ出て来るんでしょうね。
京ノ介、自覚はあるんだしまっとうな常識人でもあるからなんとかなるんでは。相手は雪路に限らないと思う。まあこの漫画にはいなさそうだけど。しかし高校生の雪路はまともにかわいいな。
【咲夜の家出のこと】
作者、サクの胸の書き込みに力入れ過ぎてるんじゃないのか(苦笑)。サクもこの漫画では一応常識人の部類に入るけど、実は女性としての自覚に乏しい。異性を異性として感じてないってのもあるかもしれない。
神父、もう完全に伊澄に取り憑いちゃってますね。危害を加えられる恐れが無いからか伊澄も普通につきあっちゃってる。
【真夜中の学院再度のこと】
久し振りにクラウスが登場したかと思えば生き霊かよ、ひどいな(笑)。
【ナギが恋話するのこと】
今回ナギメインの話がありません。これも西沢さんとコンビだし。しかし心配性といってもナギ、SP連中に意外と慕われてるんだな。権力的にはマリアの方が植田としても。
【瀬川家大プッシュのこと】
5話も連続したエピソードをもらったヒロインはナギとヒナギク以外にはいないはず。マリアは単発が多い。この瀬川泉プッシュの力の入り具合は尋常じゃない。今回でハヤテの彼女候補のダークホースとして台頭してきたわけですが、ハヤテがナギとくっつかなかった場合、案外ここに収まる可能性は低く無いかもしれない。ナギとくっつかないという可能性だってそれなりにある気もするし、ベタなようで読めない漫画だったりする。泉は次の巻でもナギたちを差し置いて衝撃的なシーンがあるらしいですよ。その伏線はもう張られてますね。
生徒会三人娘は総じて馬鹿といいますが、美希は頭はそこそこ良いのに勉強嫌いというパターンのような気がします。逆に理沙は何か考えているようで何も考えていない。今回の件で言うと美希は多少なりことをややこしくしたことを反省すると思うのですが、理沙はへっちゃらでしょう。この漫画で何を考えているのか一番わからんキャラですね。
あ、理沙といえば16巻8話のサブタイは作者が理沙の中の人と実際にかわした会話が元ネタになってるんだと思います。そんなのもうパロディでもなんでもねーよ(苦笑)。やはり理沙絡みのサブタイネタで、理沙の神社にハヤテが行く話の「開運野望神社☆でも桂姉妹は出ません」てなのがありました。なんでここで桂姉妹が出て来るのが意味不明……と思ったら「開運野望神社」というのが桂姉妹の中のひとたちがやってるラジオ番組のタイトルなんですね。これもわかんねーよ。
ともあれ、このシリーズによって泉の立ち位置のプライオリティが飛躍的にあがりました。執行部コンビとか、あれこれ作中での役割を考えたりするのが大好きな作者らしいから、実姉泉は今後あれこれあったりするのでしょう。たぶんこの漫画で一番立ち位置の不明なキャラは大河内タイガおぼっちゃんだと思う。この子、ひとりだけ小学生キャラだからどうしても出番が来ない。アニメの方が出てたくらい。
次で遂にあーたんが登場して「設定だけあって未登場」キャラの一角が崩れると思ったら、霞愛歌の許嫁なんているんだ。まったくこの漫画は……。
Q.E.D.-証明終了- 30
2008/06/27/21:00:00(Fri)
![]() | Q.E.D.-証明終了- 30 (30) (月刊マガジンコミックス) (2008/06/17) 加藤 元浩 商品詳細を見る |
第五十八話「人形殺人」
意外にも「パラレル」で登場した内閣情報調査室の梨田さん再登場です。さすがにこれはまったく予想していませんでした。ただでさえ優ちゃんやらエヴァやら最後の出番から何年も出てない顔ぶれがいるというのに(苦笑)。キャラについてついでに触れておくと、ここしばらくその回限りのゲストキャラの名前のつけかたがかなりいい加減になってますね。今回は頭文字がか行で順番通りに登場……一応順番と絡めたミスリードではあるんでしょうが、必然性には欠けます。微妙。
今回燈馬君は序盤で既に事件の骨格を掴んでいたっぽい。それは二段階であらわされていて、ひとつは「人形は単なる器物損壊」という台詞、もうひとつは梨田に届けた手紙。個人的に前者がこの話のキモであろうと思います。話だけシンプルに読んでみると、ラストはよくある証言の誘導になっています。「QED」でも第一話をはじめとして何度か使われている手法です。が、今回の場合大きいのは序盤でただの器物損壊でおおっぴらにするようなことではない、と事件の流布を防いだ点にあります。燈馬君は後で人形はあくまで人形であって、そこに人の幻影を見るのは錯覚だーみたいなことを言っていますが、器物損壊だというのも「どういう事件かはまだわからないが、犯人の余計なミスリードに踊らされるな」という話なわけですね。ここに彼の凄みを感じます。
が、梨田にあてた手紙は文面が迂遠過ぎます。さすがにこれはどうかと。そもそも可奈にメッセンジャーを務めさせたのも何か意味があったとは思えない。本人が直接梨田に会えばそれで済んだことなのでは。手紙を使うにしろ神宮球場の被害者は怪しい。マークすべき、と単刀直入な文面にしておけばその後の殺人は防げたかもしれない。これだけ念入りな事前工作があった以上、殺人かそれに比する犯罪が行われると読めたはずだよなー。
文句はあるけどミステリとしては問題無く成立してるという微妙な感じ。
第五十九話「犬の茶碗」
いわゆるコン・ゲーム。これも「QED」で何度か扱われている要素ですね。この手の話はストーリーの骨格をきちんと組み上げないと成立させられないため、雑誌連載の形式ではなかなかやりにくい。「QED」は基本一話完結だから逆にやりやすいのでしょう。
今回も可奈は燈馬君の指示で良いように使われています。その際にキモになるネタすら教えてもらってない(笑)。今回の場合言い出しっぺが可奈だから仕方ない部分はあるにせよ、彼女の便利さも無視出来ません。潜入して内情を探り、カメラでターゲットを撮影する。妙に立派なカメラだけどこれは燈馬君のものかな? 今回将棋を打つシーンもありますが、棋士として最強な燈馬君と、駒として最強な可奈のコンビネーションはやはり最強。文字通り。
……にしても燈馬君の策が深過ぎる。社長と副社長の間にトラブルを起こさせたのも彼の誘導によるものでしょう。最後の暴行のシーンもそうなるようにわざわざ演出したもの。ぶっちゃけ燈馬君はあまり欲の無い性格で救われてますね。彼が本気になったら止められそうな人間はいない。悪用だっていくらでも出来る。
しかしなんでイタリアで桜なんでしょ? なんか「QED」に登場するお婆ちゃんは発想の飛躍した人が多いような……。
C.M.B.森羅博物館の事件目録 8
2008/06/26/21:00:00(Thu)
![]() | C.M.B.森羅博物館の事件目録 8 (8) (月刊マガジンコミックス) (2008/06/17) 加藤 元浩 商品詳細を見る |
amazonも画像到着するのに発売日から一週間以上ってのはどうなのよ。というか「遊戯王GX」なんか2巻の表紙画像が未着だったりするから、ちゃんと着弾するだけマシと見るべきなのでしょうか。
今回も「QED」「CMB」同時発売。今日は「CMB」のレビューです。
第十五話「一億3千万人の被害者」
帯にも「ミステリー史上最大被害者数」と大きな煽り文が載っています。この手の煽りは説得力のある解答を提示出来ればもうそれだけで作者の勝ち。私はラスト近くまでまったく読めませんでした。燈馬君にしろ森羅にしろ、犯人との駆け引きにおいて引き分けに持ち込まれた事はあっても、その真意を見破れなかったことは無かった。それが今回覆されてます。しかし極めて「CMB」的な事件では無かったような感じも。
第十六話「メテオライト」
立樹がマジ強過ぎる(笑)。自転車のライトの先の暗がりに潜む暴漢を事前に察知し、お使いに出るみたいな「ちょっと待ってて」てなローテンションで全員返り討ち。でもまあ、武装した騎馬の集団相手にしてふたりで全滅させたくらいだから、相手民間人だしこの程度なら楽勝なのかも。
ミステリ的にはそもそも前提に間違いがあったというつまらない内容。ただこのエピソードは事件そのものよりも森羅の裁定の方に妙があった感じを受けてます。というよりも作品の主体自体隕石ではなく森羅の描写だったような。気のせいかも。
第十七話「櫛野村奇譚」
「QED」だと燈馬君のクラスメイトの顔ぶれがなかなか安定しないんですが、今回出ている眼鏡君は前にも出てた横槍ですね。横槍のスキーのレベルは燈馬君並。つまり全然駄目。森羅は驚いたことに立樹と真っ向勝負しやがってます。燈馬君より森羅の方がアクティブなのは間違い無いところ。
タイムスリップネタは置いておくことにします。特に何か問題を感じたというわけじゃありません。村名の由来の方が面白いな、と思ったのです。日本人は古来より言葉遊びのとても好きな民族で、こういった語呂合わせ気味な命名は日常的に行われています。だから地名の由来を紐解くとその地で起きた古い歴史が明かされるなんてこともよくあるのです。だから最後の「○○の村」というのも決して苦しい語呂合わせではない。何が言いたいかというと、今の時代になって妙な地名につけなおすのは良く無いという。セントレアとか。
第十八話「牡山羊の像」
「CMB」はほんのちょっとずつではありますが、森羅の母親絡みのエピソードを入れて話を進めている気がします。もうちょいしたらもっとはっきりしたなんらかのエピソードが入るのかもしれません。
森羅とマウの関係については以前にも腐れ縁として末永く続いて行きそうだみたいな話をしました。今回微妙に進んでます。これまではマウが一方的に森羅のところへトラブルを持ち込むだけだったのが、森羅の方から彼女へコンタクトを取ってますよね。これは確かにでかい貸しになる。マウの笑顔が素敵過ぎ(笑)。マウは9巻にも出るようでなにより。
明日は「QED」のレビューです。
フルメタル・パニック?ふもっふ
2008/06/14/21:00:00(Sat)
![]() | フルメタル・パニック?ふもっふ 第1発<通常版> (2003/11/27) 関智一雪乃五月 商品詳細を見る |
この間「テッサが出るところだけ見られればいいや」とか書いた通りにテッサが出るところだけ借りました。ずるいんですよこれが。DVD一枚に二話収録なのにテッサ登場前後編で巻をまたぐんです。私はレンタルだからいいけどセルでテッサ狙いの人もいたでしょうに(苦笑)。
これはラノベ「フルメタルパニック」の番外エピソード編をピンでアニメ化したものです。もちろん本編と同一の世界観ではありますが、それ以外に直接の関係は薄く独立した作りになっています。私も原作である小説版を読んでいますが、本編は一巻だけです。だって番外の方が絶対に面白いから。
で、先にも書いたようにテッサ編2話分を借りると自動的にそれ以外の話が2話ついてくるのです。それを見てみたら正直言って面白かった。予想以上に面白かった。というわけで一気に残り全部も借りて来てしまいました。全12話しかありませんからどってことありません。
基本的に原作にかなり忠実な内容となっています。番外編は発行ペースが遅く、最新刊はもう年単位で出ていなかったりするのです。全7巻か8巻だったかな? このアニメ自体5年くらい前のもので、その時点で出ていた内容から厳選した12話ということになります。そのためハブられているエピソードもかなりの数にのぼります。これは仕方ないですね。個人的に先生達のラブコメのエピソードが大好きなのですが、残念ながら入っていませんでした。
ちなみに原作者自ら半分くらいのエピソードの脚本を書き下ろしています。だったら新作書けよーと思ったりしなくもなく(苦笑)。今は本編に力を入れているみたいですね。でも本編は見ない予定。wikiの解説によると現実に発生した誘拐事件の関係で放送されなかった回があるそうです。自主規制というヤツでしょうか。難しい世の中です。
おおよそ全般的に楽しめる内容でしたが、個人的に好きなのは「やりすぎのウォークライ」「女神の来日(受難編)」の2編になります。原作に忠実なだけに、元の面白かったものはきちんと面白く仕上がっているということでしょうか。
「ふもっふ」の後にアニメ三期「TSR」が制作され、現在は四期待ちという状況のようです。スタッフはやる気あるらしいですね。私は「ふもっふ」二期の方が見たかったりしますけど。
闘牌伝説アカギ
2008/06/05/21:00:00(Thu)
![]() | 闘牌伝説アカギ DVD-BOX 羅刹の章 (2006/05/24) 萩原聖人小山力也 商品詳細を見る |
もはや解説する必要がないくらい超有名な麻雀漫画。同ジャンルのパイオニアは片山まさゆきで鉄板ではあると思うけど、現時点での知名度では福本氏が上回っているかもしれない。今日他の作品目当てでレンタルショップへ行ったら空振り喰らったんでなんとなく手に取ってみました。ちなみに空振りしたのは「フルメタルパニックふもっふ」。1だけ借りて来てみたら、うちのMacと相性悪いのか再生出来ないでやんの(泣)。テッサが出るとこだけ借りて来てそれでも再生出来なかったら諦めよう。
「アカギ」に限らず福本氏の作品は絵柄も作風も極めて個性的です。頭蓋骨どうなってんねんて感じなあの雰囲気をかなりうまくアニメに落としていると思います。すごい。内容もヘタなアレンジを加えず、独特の緊張感を生み出すことに成功していて、久し振りに見入ってしまいました。やっぱ面白い。抜群に面白い。
アカギ役はドラマ版と同じで萩原聖人が務めています。彼自身かなりの雀豪として有名ですが、さすがに声優としての実力はいまいちです。ただアカギの冷たい炎のような淡々としたペースにはむしろ合ってます。古谷徹のナレーションも雰囲気の醸成に大いに貢献していて、非声優メンツを加えながらもまとまった世界観を再現出来ているといえるでしょう。
1巻しか借りて来てないんですが、これはぜひ続きも見たいです。ただ、DVD5巻から鷲巣編に入るんですよね。鷲巣編はまだ近代麻雀の連載でも終わってないから、アニメで見ても仕方が無いと思うんでパスしときます。漫画ではもう11年やりあってるらしいですよ(笑)。これは凄い。
あと「みなみけ おかわり」の1巻も見てみました。やっぱ顔の黒いモブキャラはキモいすよ。「おかわり」演出のまだ少なめな第一話はまだ良いけど、以降は厳しい。かなり突っ込まれた演出以外の作画上の問題点もかなーり微妙。一度気になるととまりません。それに作画そのもののレベルもなにげに微妙。一期と絵柄が変わった点についてもだいぶ突っ込まれてるみたいだけど、その辺はあんまり気になってません。
今日は生麺タイプのラーメンを買って来て例の方法で作って食べてみました。うむ、これなら一杯400円程度の店のものと大差無いレベルだと思います。まあ生麺タイプはそれなりの値段だから、あれこれ考えるとほぼ同価格。このくらいの味になってくれないと困りますけど。……もうちょい硬く茹でても良かったかな。









