宮上日陽のオールレンジアウト

あれこれ徒然と語る日記ブログ

プロフィール

宮上日陽

Author:宮上日陽
毎日ペプシスペシャルを飲んでる摂取カロリーの気になるお年頃なヘタレ雑食ゲーマー。

【2015年のプレイングゲーム】
3DS ゼノブレイド
WiiU ゼノブレイドクロス
艦隊これくしょん

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

カテゴリー

ブロとも申請フォーム

amazon

ブログ内検索

RSSフィード

リンク

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ガールズ&パンツァー

 遅ればせながらブルーレイプレイヤーを買いました。私の使っているMacはもうだいぶ型落ちしていてOSのサポートも既に終わっています。でも使い慣れすぎているのと、最近のMacはそもそもディスクの読み込みスリット自体が無かったりするんですよね。愛機でDVDを見ようとするとブラウジングの邪魔にもなる……ということもあり、最初はDVDをプレイヤーでいいかなーと思ってましたが、思ったよりも安かったのでブルーレイにした次第です。
 私は現在まったくテレビを見ないので、デコーダーは不要。それでも最近のプレイヤーにはハードディスク設置用のUSBコネクタが常備されてるんですね。このために新しいポータブルハードディスクもゲット。今では叔父の遺品となった32型テレビも自室に持ち込んで視聴環境を整えました。あとこれをきっかけに書架やラックを複数買い込み荒野と化していた自宅も大掃除を敢行。掃除機も買っちゃいました。
 ともあれ、ブルーレイプレイヤーを買ったは良いものの、ソフトが無ければあんまり意味がない。DVDを見る分にはMacで見るのと大差無い。というわけで、とりあえずなんか買おう。TVアニメは全巻揃えないと面白みに欠けるし、そうなったらお値段も高い。となれば評価の高い劇場版が良いだろう、とあれこれ調べた結果「ガールズ&パンツァー」という作品の劇場版が大変なロングヒットを続けているらしい、と聞きました。なんとその劇場版のブルーレイの発売日になってもまだ上映しているという話です。よし、じゃあそれにしよう。そのためにはまずテレビシリーズを見なければ。というわけで、
今回のアニメ「ガールズ&パンツァー」の感想です。

 ストーリーとしては優勝することで廃校を逃れようという弱小チームのサクセスストーリーです。それ自体は平凡ですが、それだけに手堅い。しかしこのアニメの場合、その大会というのが「戦車道」である、という点に特異性があります。まずこの「女の子が戦車に乗り込みスポーツ化された競技として戦う」という大変イカれた設定を成立させるための説明が必要なわけですが、しっかり構築されているとは言い切れない感じです。戦車道とは乙女の嗜みである、と言われてもなあ。なぜ男子でなく女子専の競技なのか。この子らは全員超巨大な空母の上につくられた学園都市の生徒ですが、なぜそれが女子校なのか。というか同じ年頃の男子がまったくといっていいほど出てこないし、ある意味空母学園都市の女生徒を監禁しているに等しいこの学園艦システムとはいったいなんなのか。疑問は尽きない。
 しかし考えても仕方がない。彼女たちがそんな歪んだ世界に対するアンチテーゼとして、知ったふうな文句を垂れて戦いを挑むというような作品ではない。あくまで戦車道はスポーツ。わけのわからない競技を存在させるために、そういったことを考えても意味のない世界観を必要以上に説明せず放り投げることによって、際どくバランスをとっている。ちょっと違うかもしれないが、サッカーという球技を観戦する上での妙味を抽出して作品を構築するにしても、あえてサッカーの起源などに触れる必要は無いというような感じだろうか。このアニメはカワイイ女の子があられもない姿で乱舞するのではなく、難聴型主人公が謎のハーレムを築くわけでもなく、本質的には無骨な戦車戦のなかに面白さがあるので、そこさえ良ければ全てよしといった感がある。
 成り上がりストーリーを描くだけなら戦車である必要は微塵もない。つまるところスタッフはただ単に戦車を描きたかったのだろう。ただ、それだけを描いても売れるはずがないし、だからといって萌えを拒否するほど嫌悪感もないし、そもそもリアリティを出すにもオブラートは必要だ。だからこうなった。スポーツゆえに人の死なない戦車戦。だったらもう全員カワイイ女の子でいいじゃん。なにがダメなの? ということでは非常に潔いといえる。

 全12話+OVAという決して長くない構成の中に詰め込みたいものを思い切り詰め込んだ力技は大いに評価されるべきだと思う。なにしろ戦車一台最低でも三人編成。主人公のチームは五人編成。それが最初から5台。最終的には8台まで増える。えーと確か五台編成で18人、追加されたチームは3人、4人、3人だったから主人公チームだけで28人ものメンバーがいることになる。もちろんライバルチームにしても描くキャラは複数必要となる。というわけでスタッフロールを見ればわかるが、キャストの人数が物凄いことになっている。最近の人気声優だけでなく、椎名へきるや倉田雅代、仙台エリのようなベテランも起用している。ライバル校も国際色豊かな設定にすることで、登場させる戦車も必然的にワールドワイドになった。これら豊富どころではないキャラクターと、全てをトゥーンレンダリングで描いた戦車戦が魅力というわけである。これだけいれば必ずやお気に入りのキャラがいることだろう。

 豊富なキャラと細かく描写された戦車が売りの作品ということで、まだあまりキャラが出てこず戦車も出てこない……つまり第一話が一番面白くない。まあ、物語の導入としてある程度仕方ないことではあるが、ここで本当は戦車道から逃げるように転校してきた主人公がいかにして再び戦車に乗るようになったか……という部分が冗長でつまらない。昨日今日友人になったようなキャラの友情物語を垂れ流されてもそりゃ面白くなくて当然だろう。それを制作側もわかっていたから、冒頭に後で行われる聖グロリアーナとの練習試合の描写を入れたと思われる。唐突に始まった美少女+精緻な描写の戦車というミスマッチに本気を感じることが出来れば、つまらない部分を乗り越えてもらえるだろう。その見込みはヒットしたことで、おおむね正しかったと証明出来たわけだ。だからまあ、このアニメを見てみようと思うなら、その練習試合の顛末までは視聴して態度を決めるべきだろう。

 あとは練習試合で戦車から出てトランプで遊んでたような子たちが、トーナメントの決勝戦で自ら作戦を立てて巧みな操縦、咄嗟の発想を積み重ね強豪校と堂々と渡り合うまで成長するという純粋なカタルシスを愉しめば良い。というわけで、私も明日届く劇場版が楽しみだ、と。スクリーンでは見てないから本当に楽しみなのです。
スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

Pagetop ]

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。